先日カリグラフィー・ネットワーク主催で行われました、木作輝代WSのご報告です。
全日程をとおして肌寒い東京でしたが、参加者の皆さんは楽しく受講されていました。
(報告者:籔本)
◆4月20日(金)文字入りアクセサリー作り
◆4月21日(土)背景づくり、楽しもう
◆4月22日(日)ウェイトをかけた切り紙のような書体
◆4月20日(金)文字入りアクセサリー作り
レジン(紫外線で固まる液体樹脂)を使って自分の文字をあしらったアクセサリーを作っていきます。ペンダントトップ、指輪、イヤリングなどいろいろな土台をチョイスして開始です!
自分の好きな紙に文字を書きます。(Brilliant Goldがきれい! )土台の形に切り取ってセットしてその上にレジンを載せていきます。緊張しますが、慌てない。すかさず紫外線を当てる機械へ入れて固めます。ラインストーンをあしらったり、フレークを入れたりして何度か繰り返します。
納得のいく盛り上げになったら完成!
一つできたらもう一つのパターンに挑戦です。今度は透明シートに文字を書いて浮いているような効果を狙います。二つ目は若干リラックスして。
出来上がったみなさんの作品をご覧ください!
せっかくの作品がピンボケになってしまった方、ごめんなさい・・・。
◆◆ 紙に文字を書くタイプ ◆◆
いかがでしょうか?
全部並べるとアクセサリーショップのようです。
アクセサリーのほかにも文鎮や水入れ、自分の好きな形の型からつくる方法などがあるそうです。
ステップアップ版WSはまた関西で・・・
皆さんよかったら関西にぜひお越しくださいね。
◆4月21日(土)背景づくり、楽しもう
二日目はバックグラウンドづくりです。
まずはシェービングフォームを使ってのマーブル模様づくりにとりあえず皆さんびっくり!
グラデーション効果を狙ったスパッタリングやローラー使い、書いた文字をぼやけさせるようなテクニックに取り組みました。
<=シェービングフォームと格闘しています。
シェービングフォームの匂いと闘いながら思いおもいのカラーインクでマーブル模様を作っていきます。
思っている色合いと違う色合いが出ることが多く、染めるたびにびっくりしながらの作業です。
和紙もきれいに染まりました。いろいろな紙を試すのも面白いですね。
<=スパッタリング。
マスキングテープやマスキングシートを何層にも重ねて・・・はがしていく順番とバランスが大切です。絵具は溶き方と網につける量がとっても大事です。
この日はいろいろなツールを試しました。中にはもう作品になりそうな出来栄えのものも・・・。
なかなか自分では試せない効果を効率よく試せるのはWSのいいところですね。ほかの方の作品を見るのも勉強になります。
◆4月22日(日)ウェイトをかけた切り紙のような書体
籔本は残念ながら参加できませんでした。木作さんはこの文字をとても軽やかに、まるで力は入っていないかのように書かれます。それを見ていると不思議な感覚です。
存分に味わいたかったです。
今回、この文字を発展させたのですね。
それぞれどんな文字に発展したのか見たかったです。
以下、三戸美奈子さんのご協力で作品をご紹介いたします。
三戸さん、ありがとうございました。
最初に基本を習ったあと、アーサーベーカーさんのサンプルをもとにそれぞれが発展させて書きました。
左上:最初の基本練習
上:発展する途中
左:最後に水彩紙に書いたもの
(作品協力:三戸美奈子さん)